プロカメラマンと語る・・・

雑誌の取材の件で来タイしてたプロカメラマンのMさんと話した。
先日からの雑誌取材の打ち上げということで、昨晩はトンローソイ10にあるレストラン「TUBA」で関係者と一緒に食事をしてきました。ここ数週間に渡り、Dude-Magazineのインタビューや知人の紹介等、なにかと慌ただしい状況でしたが、いつも表情を変えず関係者3人はいつも真剣な表情で取り組んでいて自分にとってもすごく貴重な体験ができた。
そのなかでも、昨晩話したカメラマンのMさんとの話は本当に為になった。
今までカメラマンとの接点は余り多くないのですが、昨年を通して様々な場面で一眼レフカメラと接する機会があり「カメラマン」という職業に対しては興味を持っていました。
特に最近では高性能のカメラ、特に一眼レフのデジタルカメラは昔違って一般人にも購入されやすくなる中、職業としてのプロカメラマンは何を意識してファインダーを覗き、シャッターをきっているのか。そんな話を1時間ほどじっくり話すことができた。
記録を残すのではなく、記憶を残す。
話していた中で一番印象に残った言葉。特に彼のイメージしている写真は「現実」と「できあがった写真」の中で、その丁度中間地点にある人間の「記憶」ということにカメラマンとしての価値を考えているという。(説明が難しい・・・汗)簡単に言うと人間が記憶とたどる上で必要な音、動き、臭いなどは写真自体には存在しない。でも、その中で人間の中での記憶を表現(再現)することとはなんなのか、どういう技術なのかそれを常に追求する仕事。
そしてもう一点、プロカメラマンとしてのこだわりのこと。
時代は「コンビニエンス社会」。要は様々な製品が小さく、オートメーション化される今の社会の中で状況に応じてレンズを交換するというカメラマンとしての基本的な事を怠る人も多いという現状。ちょっとしたことが面倒くさく思い、その場しのぎの曖昧な撮影をしてしまい、更に依頼する側としても、その被写体がそれなりに撮っていればOKとなり、カメラマンの世界にも若干甘え的な面も見えるという。
そのちょっとしたことができずに、年々「職人が減っている」という日本の現状、「職人不足」という最近の日本社会に対する重要キーワードがここに来てまた聞いてしまった。少しショック・・・・
カメラの職種にとどまらず、様々な業種の「職人」が姿を消していく中で、自分たちはそれぞれの仕事に誇りを持ち、何を意識して物事に取り組んでいかなくてはいけないのか。
そんなことを何かと考えさせられた夜でした。
Mさん、ありがとう。
管理人の素の一言:
朝と夜の生活循環が通常に戻りつつありますが、鼻風邪がまだ少しひっぱってる。あとちょっとだ・・・

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